連載 人はなぜ集うのか

1~8 (完結)

職場でも友だち同士でも、人間関係はややこしい。人によって「人に求めるもの」が大きく違うから。それを「対人志向の円環」という図式であぶり出し、悩める人と組織に役立てる。

そっぽを向く二匹の猫

1-対人志向の円環
職場や友達グループの人間関係は、なぜうまくいかないのか。人は人と向き合うとき、なにを求めているのか。

女性と壁ドンする男性

2-対人志向のタイプ分け
ときには惨劇まで生む人間関係の悩み。背後にひそむのは対人への志向のずれだった。

多数の歯車

3-組み合わせが生む悲劇
「すこし問題あり」ぐらいな人格でも、人の組み合わせによっては「大きな問題」が発生する。 どうするか。

仲がいい女友だち

4-価値を高める組み合わせ
悲劇だけではない。対人志向の組み合わせには相乗効果に富むものも多い。経営に活かせるか。

闇の中で光るろうそく

5-光の領域と闇の領域
対人志向の円環は上側と下側で倫理性が違う。光の領域の者同士なら基本的にうまくいく。闇の領域同士だと?

一丸になってイカダ下りをするチーム

6-職場の空気を清浄にする
雰囲気を殺伐とさせておくヒマなんてない。気持ちよく活動に打ち込む集団を作るためにすることは、まず「知ること」だった。

上を向いてガッツポーズをする女性

7-個人を伸ばす
人間関係で悩むのは当たり前。我欲が張っているのもまた当然。一歩先へ行くために、他人の見方を受け入れて自分と向き合う。

オーケストラのヴァイオリン奏者

8-組織を協和音で満たす
「頼りになるのは、ぬるい善人よりも切れ味のよい悪人」なのか。個人から調和的な志向を引き出すことで、組織の伸びしろを見つける。